タカラ塗料のブログ
2016年11月14日 | CATEGORY:イベント, 代表大野ブログ
ジャムみたいな瓶に塗料を入れることはロハスフェスタの前に思いついたわけではなく、すでにオリジナル黒板塗料でそれを行っていました。
オリジナル黒板塗料はこちら
しかしさらにタカラ塗料の標準色を制定し、それを瓶詰にすることにしました。
これは塗料販売店では画期的なことだと勝手に思っています。
少なくとも日本ではメーカーレベルなら標準色を設けることはあっても、塗料販売店レベルではそういったことをするという店はほとんどなかったのではないでしょうか。
メーカー任せだとどうしても対応が遅く、またニーズをくみ取れ切れていないと思います。
当店では毎日のように店頭でお客様に接しています。
そこでノープランで来られたお客様は必ずと言っていいほど、色選びに悩まれます。
日本人はどうしても色を選ぶという機会が少なく、車を買うときか新築の家を買うときぐらいしか色を選びません。
その経験回数の少なさからどうしても無難な色選びになってしまいます。
車なら白、黒、シルバーなどを選びがちです。
何ならアメリカでは新車販売の時から色はオーダーメイドで選べるそうです。
その代わりに納期が数週間かかります。
「新車の納期が数週間かかるって当り前じゃないか!」
と言われる方もいらっしゃるかと思いますが、アメリカではホームセンターレベルで車が売っており、買ったらそのまま乗って帰れるようなものだそうです。
だからメーカーは余剰に在庫を持っていなければならないのですが、時に余剰すぎて生産を止めなくてはなりません。
その時に生産調整として、オーダーメイド色の車を作るそうです。
しかも日本だと特別色扱いで割高になるようなものですが、それもアメリカでは色にかかわらず同じ値段だそうです。
もう日本と全然違います。
で、色選びに慣れていないお客様のために、厳選した色だけを見てもらって色を選んでもらおうという試みが、タカラ塗料の標準色になります。
どの色を選んでも失敗しない、奇抜過ぎない、カッコいい、景観に合って落ち着いているんです。
標準色をどうやって決めたか?なんですが、まず当店には車を刷毛やローラーで自分で全塗装しましょうという商材があります。
艶消しの色を車に塗るので刷毛目やローラー目が気にならず、誰でも簡単に全塗装が行えるというもの。
この場合も色選びに困られる方が多いので、標準色を22色に絞って作っています。
22色に絞って!とは言っても、車の純正色で選べる量なんてせいぜい10色程度なので十分楽しい体験をいただけると思います。
この色も実際に車が対比されるのは道路のグレーと自然のグリーンだと思います。
それらの自然の色に対してコントラストが強すぎない、つまり目立ちすぎない、それでいて存在感のある色味をセレクトしています。
よく車のボディショップなどで色を選んで全塗装してもらうと、意図せず(意図して?)派手な色になる場合が多いのは、やはりボディショップさんが塗装のプロでも塗料の色を選ぶプロではないということです。
またその他の当店のオリジナル標準色も、内壁に塗ったり外壁に塗ったりしても街と調和するような色選びをしています。
2016年11月12日 | CATEGORY:イベント, 代表大野ブログ
前回書くぞ!と意気込んでからずいぶん間が開いてしまい、ロハスフェスタに出てから1年もたってからこの記事を書くという始末。。
でも過去の清算をしてから生産しなければならないという偉い人の言葉を胸に、とにかく書いていこうと思います。
ロハスやその他のイベント出店を悩まれている方に、ちょっとでも参考になれば幸いです。
ロハスフェスタに出るぞ!と決まってから、出たら何を売る?何をする?でずいぶんと悩みました。
今回の出店の目的は
・塗料販売店というものが世の中にあるというアピール
・色を選ぶっていうのはとても悩むけど楽しいということを体験してもらう
・錆っぽく塗る塗料や、コンクリートっぽく塗る塗料や、こんがりと焼けたように見える塗料や、車を刷毛で塗るセットや黒板塗料など、オリジナル商品を多くの人に知ってもらう
・あんなものやこんなものにも塗料は塗れて、楽しめるよと知ってもらう
そして「タカラ塗料」って変なお店があるよっていうのを知ってもらって、通販サイトへの導入、実店舗への来店してもらう!
というのが目的です。
ロハスフェスタ出店でよくあるのがワークショップ。
ただ場所が限られるのと、塗料というとどうしても塗るという作業があるので、乾くまで時間がかかり回転率が悪い。。
たくさんの人に体験してもらうのは難しいのではないか?
またその場で満足はしていただけると思いますが、した後、はたしてタカラ塗料を覚えて帰ってもらえるかどうか?
またしたい!と思ってHPを検索してくれるかどうか?
と思ったときに、ワークショップ形式はやめておこう、となりました。
でもうちの自慢のスタッフのエイジング塗装や、何より塗料の色を合わせてお好みの色を作る調色(メインの仕事)というのは知ってもらいたい。。
ですので実演をしよう!というのは決まりました。
お客様の目の前で、ほかの出展者様が販売していらっしゃいます「リメ缶」(リメイクした空き缶)のように、古く見せるような塗装技術をおしげもなく公開。
↑リメ缶
あとは色を選ぶという楽しさを知ってほしいので、塗料を販売したい!
でも塗料というのはもともと衝動買いするようなものではなく、塗りたいものがあるから買うようなもの。
他にないオリジナル商品はまだちょっとでも買ってもらえると思うのですが、
「ロハスに来たら塗料売ってたから買おうっと」
という代物ではないのです。
でもちょっとでも商品を持って帰ってもらい、帰ってからもタカラ塗料に思いをはせてもらいたい・・・
うんうんと悩んだ挙句、衝動買いできるような小さいサイズの塗料を作り、しかも色はこだわりの色ばかりにし、しかもかわいらしい瓶に入れてジャムっぽくすることにしました。
よく観光地で地域の特産品の果物等で作ったジャムを売ってたり、はちみつを売ってたりしますよね。
あれをお土産がてら買って帰る~という需要を狙いました。
ちなみに僕自身はそんなジャムやはちみつは買ったことはないけど。
2015年12月31日 | CATEGORY:イベント, スタッフ大浦ブログ, 未分類
タカラ塗料の2015年の中でも最も大きな出来事としては「ロハスフェスタin大阪万博記念公園」初出店協賛ブースです。
センスあふれる若手スタッフの加入とともに新商品ラインナップも増え、クリエイターさんやハンドメイド作家さん、企業様にも
「ペンキでこんなにおもしろいことできますよー!錆エイジングだって、コンクリートだって、テラコッタだってペンキで表現できてしまうんですよー!」ということを
知ってもらおう!そうだ!ロハスへ行こう!という感じでした^^
そして・・・
ペンキって「ロハスだよね!!!」ということに気が付いたんです^^
古くなって買い替え時期かな、、と感じた車もペイントしなおしてまだまだ愛する。
家電製品も、自転車も、そうです^^リメイクしなおせて、まだまだ大切に使うことができる、なおかつペイントしなおすので新しいものを買ったかのような新鮮な気持ちでいられる!
お客様の前で調色実演したり、
リメカンを用いてエイジング実演&体験したり(超満員!!)
それはそれは、みなさまに大変喜んでいただけました!!
この大きな看板も目立っていましたー^^
スタッフにとってもとても思い出となるロハス初出店でした^^
ロハス中でも質問の多かった
「店舗看板の色は何色ですか?」
こちらは「entrancegreen」でございます。
http://howtopaint.gallery/?pid=92574064