オリジナル商品
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2024年7月17日 | CATEGORY:How to paint, item, TAKARATORYO Original Paint Shop, タカラ塗料京都高島屋S.C.店, 代表大野ブログ, 調色屋, 車刷毛塗り全塗装
タカラ塗料代表の大野です。
今日は塗装用のローラーの違いについて書いていきます。
ローラーの毛の部分は様々な種類があるのですが、こちらも日進月歩でよくなっています。
今回はローラーを塗ったときの「跳ね返り」について調べたものです。跳ね返りとはローラーで塗ったときに手が汚れたり、眼鏡や顔にうっすらと細かく塗料がついてしまうことです。
結論から申し上げますと「圧倒的にいいものは良い」という結果が出ました。
ご覧ください。
まず用意したのは3種類のローラーと3色の塗料です。
左から
・他社① 382円のスポンジローラー(柄セット)色・ドライドプラムレッド
柄とローラーカバーがセットになっていて、とにかく一番安いもの。
・他社② カバーのみで360円の短毛ローラー 色・チェダーチーズ
商品説明を見てよさそうだと感じたもの。
・タカラ塗料のマイクロファイバーローラー カバーのみで420円 色・エントランスグリーン
上記の3色で壁を塗り、白い服に飛び散った色を見て、ローラーの跳ね返りの性能を見ていきます。
ちょっとわざと早めにローラーを動かしたりはしましたが盛大に手につきました。
タカラ塗料のカバーの緑はちょっと目立たない色だったのでついてるかどうかもわからないですが、特に一番安価なスポンジローラーが手を赤く染めています。
また黄色も視認できるほど飛んでいるので跳ね返っているのがわかります。
ちなみにタカラ塗料のスタッフはもともと塗料を使ったことがない人が多く、ローラー塗りをするのが初めての人がほとんどです。
その彼女らにはタカラ塗料のマイクロファイバーローラーを使って塗装してもらっているので、この跳ね返りのことを知らないので、プライベートで塗料を塗るときにローラーの違いに初めて気づくそうです。
お客さんにも目の前で塗ってもらった時にやはり皆さんとても塗りやすいというのでぜひ皆さんもお試しくださいませ!
タカラ塗料のローラーはこちら
タカラ塗料公式通販
How to paint
調色屋
刷毛ローラーで車を全塗装しよう
2024年7月10日 | CATEGORY:item, イベント
7/5、先日調色についての講義をさせていただいた、神戸芸術工科大学廣中教授のゼミ展を見学させていただきました。
ワークショップでスパッタリングを行ったTシャツの作品や、前回見学させていただいた段ボールタワーなど作品が沢山展示されていました。
ワークショップでスパッタリングを行った靴を使って、キャンバスの作品を創り上げているかたもいらして、素敵でした。
学生の皆さんから、作品に対する思いを直接お聞きすることができ、またさらに塗料でアーティストの皆さんの制作のお手伝いができればという思いが大きくなりました。
タカラ塗料京都髙島屋S.C.[T8]店で行っている、壁画アートやライブペインティングにも興味持っていただき、学生さんからお声がけいただきました。
最後に学生の皆さんと記念撮影をしていただきました。また皆さんとお会いできますように。
塗料の良さをより多くの方に広めていくことに尽力したいと思います。
2024年7月5日 | CATEGORY:item, 代表大野ブログ
タカラ塗料代表の大野です。
今日はモールテックスのようにムラ感のある仕上がりを作れる「モルクラフト」の開発秘話のお話です。
巷ではモールテックスというベルギー製のモルタル調の商品、仕上げが流行っていて、それを街のお店でも施工されえているのが増えてきました。
かっこいいんですが、こちらの商品は我々塗料販売店が扱うことができず、販売元が行う講習を受けた人しか扱うことのできない商品のようです。
さらにその講習を受けてもなかなか施工が難しいようで思った柄と違うと施工後のクレームにもつながっている場合があるようです。
さらにさらに塗るのにインターバルの時間が必要だったり、洗浄などが必要だったりと時間がかかるのが施工単価を押し上げる原因となっているようです。
懇意にしている輸入元とお話させていただいた時に教えてもらったところ、欧州系の塗料メーカーではすでに後発でいろんなメーカーがモールテックスと同じような商品を出しているようで、とくにモールテックス一強ではないようとのこと。
(余談ですけど日本ではとある海外系の輸入塗料でこれがいいと使われ続けている製品があり、日本のシェアは高いけど海外では時代遅れなんてこともあるようです)
そこで以前に「コンティニューオ」というイタリア製の商品を試しておりました。こちらは当時入社したてで何も塗ったことの無いスタッフに担当してもらい、塗ってもらいました。
結構きれいにかっこよく仕上がり、よかったのですがちょっと材料の配合やセット品が多くなったり、プロが使う攪拌機が必要だったり、適用できる場所がやや少なかったりとちょっと発売に二の足を踏んでいました。(それでも何件かしっかり仕様書を作り販売してたのですが)
その後輸入元といろいろと相談し、新しい製品を適用するとこで混ぜる薬剤なども少なくした「モルクラフト」が完成しました。
こちらは既存のIKEAの机に5.5ミリのシナベニヤのカバーをつくってその上に「モルクラフト」を施工したものです。こちらも前述の「コンティニューオ」を施工したスタッフとは違うコテを触ったことない人たちで施工したものです。
コテ自体が難しいのですが、けば立ったりしたところなどは完全に硬化する前にペーパーなどでの手での研磨できれいにできたり、後で修正が利く部分も多く使いやすい印象でした。
また混ぜるものも少なくふたを開けてすぐ施工できる行程もあります。
ちなみに発売前に工務店の友人に販売したのですが、時間がなかったので職人を呼ばず自分で施工したらしいのですが、かっこよくできたみたいで、途中の写真を送ってくれました。
壁に塗ると迫力がありますね!
彼の感想として、
「そんなに難しくはない笑笑 コテがあれば! 養生は面倒笑笑」
とのことです(笑)
この意見を聞いて発売を強く決心しました(笑)
皆様もぜひお試しくださいませ。
モルクラフトはこちら