タカラ塗料のブログ

非結晶PETの塗装の続編

以前書かせていただいた非結晶PETをラッカーで塗ったら、数か月後に割れやすくなってしまった件がありました。

真田幸村の甲冑と非結晶PETについて

そのお客様の実験でフタル酸なら割れない!という結果が出たそうです。

フタル酸で実際に塗ってみて1か月放置、そして顕微鏡で見てみるとラッカーで塗った場合と明らかにクラックが激減。

実際に曲げ強度も損なわれていなかったそうです。

思う存分チャンバラできるように!

『Paint&Coating Journal』2017.1.18掲載

『Paint&Coating Journal』という業界紙の一面にて当店のことをご紹介いただきました。

http://www.coatingmedia.com/news/archives/2017/01/post_7248.html

こちらにWEB版の記事が掲載されています。

 

 

タカラ塗料外観リニューアル!2016・・・正面大看板編

看板をイメージするにあたりまして、ロンドンの看板をたくさん見ていました。
それで固まったイメージは、
1、モールディングを多用する
2、看板上部にグリーンを置く
3、グリーン手前には柵、または柵状のものを置く
でした。

とりあえずモールディング部が定まらないといけないので、大浦さんに見本を作ってみてもらいました。

それがこちら。


文字部分は前出のエイジングカルプ文字。


今回本当はすべてみはしのサンメントPVCやファイポンの硬質ウレタンのような雨にあたっても大丈夫な素材で作り切れればよかったのですが、ちょうどいい素材が見つからなかったので仕方なく木材も使うことに。
ただ腐りにくいようにシーラーをしっかり塗って木の呼吸を止め、さらに上塗りを2、3回と多めに塗装しました。
そしてそれを盛ってつけていきます。

 

さらにその看板上部にはフェンス状のものを置き、その中にアイビーなどを置いてちょっとしたガーデニングの場所にしたいというこだわりがありました。
参考にしたのはこれらの画像。

まず困ったのはフェンス部分をどうするか。
本当のフェンスをおくとなるとかなり大掛かりな工事になりそう。
最初はこのフェンスで考えていました。

しかしこのフェンスだとモルタルで埋め込む部分が必要になります。
そしてあんまり重たくしたくない。。

そして外でも使えるよ!という紙粘土を使って矢じりを作って実験もしてみました。


シーラーを塗って塗装してみても、1時間ぐらい水につけているとふやけてしまいました。
これでは長期間外壁につけておくのは少し怖いですね。

ですので考えた挙句、矢じりを購入したメタルクリエイトさんで花台とは違う矢じりを購入して、宜本さんにこのようなものを作っていただきました。


ごつめの矢じりを板に溶接していただき、さらに取り付け穴をあけていただきました。
それを錆止め塗ってまたオフブラックに塗って錆エイジングしています。
次に困っていたのがポットをどのようにして置くか。
ゆくゆくは水やりに困らないように定期的に水をやるシステムを組むとしても、常に湿気がかかってしまうので下の看板が腐ってしまわないか心配。
考えに考えた結果、大型の雨どいを乗せることにしました。

もちろんそれが表から見えないようにモールで隠しました。


最終的な図面。


文字を貼るために下書きする大浦さん。


エイジングした文字を張り付けていきます。

屋内でできる作業が終わったら、いよいよとりつけ。


古い看板に下地のアルミの棒を張り付けていきます。こちらも手書きで書いた思い入れのある看板。


カルプ文字の新看板を取り付けていきます。


ビスを打ったところにパテ。


足場をばらす寸前。


足場がとれた直後。

そしてここからアイビーを入れていきます。
アイビーは家で育ててたアイビーの柄がよくって、それを置きたいと思っていました。

ただあんまり売っていない品種のようで、どこに行っても売っておらず増やすしかありませんでした。
でも2年前からさし木で増やそうとしていたのですが、なかなか根付かない品種のようで根が出ない。。

なんとか20ぐらいは用意できたのですが、計算してみると50近い株が必要になります。

それで困ってしまったので、ゼラニウムをご用意いただいたBotanical Azureさんで似たような品種(ミントコリブリ)をご用意いただきました。

 


そして配置。

 


これで一応の完成!
春になればさらにツタが育ってわさわさになればと思います。

ただ細かい看板灯などの作業が残っていますが、それ以上にいつ来てもどこか変わってる!っていう状態を目指して、常にブラッシュアップしていこうと思います。

 

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ご挨拶

当店・株式会社タカラ塗料は昭和24年から続く塗料店です。 先代社長(僕から見ると祖父)はもともと日本ペイントで技術として働いていて、その後タカラ塗料を発足させました。

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