タカラ塗料のブログ

タカラ塗料の刷毛塗り全塗装用のご提案色のこだわり

今回はタカラ塗料の刷毛塗り全塗装用のご提案色のこだわりポイントを書いていこうと思います。

 

・くすんだ色が多い

派手な色は少なく、ほとんどの色はやや黒くくすんだ色にしてあります。
自然界にある色は新緑の季節の葉の緑でも、鮮やかに見える花びらでも、塗料の原色より黒っぽい(彩度が低い)色になっています。
それらの色とトーンを合わすように、調和するように彩度を落としている色にしています。

車の純正色も鮮やかに見えてもやや黒を入れてくすましてあるものがほとんどです。

なぜ当店がくすませた色を選んでいるかというと、ズバリお客様の全塗装が満足するため、です。

あとから全塗装したカスタムカーの類は色が派手になりがちになります。
それは「青がいい」「赤がいい」というお客様の要望に対して、そのまま要望に応えるとそうなってしまうからです。
まあそれがいいとおっしゃられる方でしたらそれでいいのですが。。。

また艶消しになるとどうしても目立ってしまうので、ややくすみ気味にしてあります。
塗り終わった後に「派手すぎるなあ」「こんな車乗れないなぁ」とならないように、自然に調和する色を選んでいます。

・小さい見本ではわかりにくい、微妙な色が多い

色見本として名刺サイズの紙に塗ってある見本を用意しておりますが、実際それではわかりにくい色も多いです。

プラモデルのカラーであるタミヤカラーなどは小さなものに塗ってもよく色味がわかるように、やや派手目に色が作ってあります。
実際にOD色と呼ばれる自衛隊の戦車の色も、タミヤカラーのものは実際のものより色が派手め(緑め)に作ってあります。

発売当初、まだ事例のお写真が集まっていないころはよくお客様から「届いた色が濃い」「くすんでる」とお問い合わせがありました。
その場合も実際に一度段ボールなどに塗って色を確認いただきましたらご納得いただけました。

そんな微妙な言い表しにくい色が多く、そして塗っていただいてからその良さを実感していただいております。

・白い色が少ない

純正色にはパールホワイト系を含めて白っぽい色が多いのですが、当店ではあえてホワイトはマットホワイトしか扱っていません。
しかも最初はマットホワイトも設定しておらず、お客様の声から追加いたしました。

なぜ設定していなかったかといいますと、どうしても商用車の艶が消えてくすんでしまったように見えてしまうかもしれないと思ったからです。
また艶消しの白はどうしても透けやすく塗りにくいので外していました。
と、いろいろ書かせていただき他にも色ごとに細かいこだわりはあるのですが、今回はここまでで。

画像の中の色、CMYKの色の塗料がほしい場合は、印刷した紙をお送りください

画像の中の色、またはCMYKで表示された色がご入用の場合、やはりどれも実在するわけではないのでそこからは調色がしにくいです。
ですがそれしかわからず、どうしてもの場合は、下記の方法でご注文いただくこともできます。
※画像、データの場合は必ず実物と色が違ってしまうことをご了承ください

1、画像の場合ペイントなどでほしい色の部分をスポイトで吸いだして、大きな面積にして印刷してください。CMYKの場合も色を画像ソフトなどで作ってから印刷して下さい。
2、設定や印刷スピードなどをかえて好みの色が出るまで印刷してください
3、好みの色になったら、その紙を当方にお送りください。その色に調色します。

例 車の色を抽出して印刷してみました

まずはこちらの写真の○部分の色を抽出。

それをペイントで大きくして、、、

2台のレーザープリンターで3種類印刷。
そして出てきた色を比較するとこんな感じです。


解説しますと名刺サイズの紙には、写真の車を塗った本当の塗料と同じ色(グレイッシュダークグリーン)が塗られています。
「301ふつう」「301きれい」は同じプリンターで普通で印刷したものときれいで印刷したもの。
「362ふつう」はまた別のレーザープリンターで印刷したもの。
こんなに色が違います。。
またどれも肉眼で見ると絶望的に元の色と違います。

繰り返しますが、画像、データの場合は必ず実物と色が違ってしまいます。
ご了承いただき、ご注文をお願いします。

天井やボンネットのクリアがはがれてきている場合の刷毛塗り全塗装について

10年以上たった車でよくある現象で、純正塗装のボンネットや天井のクリアがはがれて無残な状態になっていることがあります。

その場合の刷毛塗り全塗装はどうしたらいいのか?を書かせていただきます。


まずは簡単にはがれるところがあればはがします

ペリペリと簡単にはがれるようであれば、はがしてしまってください。
そのまま塗ると、砂漠の上に家を建てるようなもので、新しい塗料ごとはがれてしまう原因になります。

指で触って段差がなくなるまで削る

パリっと割れたような状態で塗ってしまうと、塗った後でもその部分が目立ってしまいます。
ですので400番ぐらいのサンドペーパーで段差がなくなるまでなだらかになるように削ります。

目安としては指で触った時に段の感じがなくなるぐらいがベストです。

その際地金が出るまで削ってしまわないようにしてください。
地金が出た場合は下塗りから塗らないといけなくなります。

段差がなくなったらホコリを落とし、通常通り刷毛塗り全塗装していただいて大丈夫です。

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ご挨拶

当店・株式会社タカラ塗料は昭和24年から続く塗料店です。 先代社長(僕から見ると祖父)はもともと日本ペイントで技術として働いていて、その後タカラ塗料を発足させました。

オリジナル商品

当店では、お客様との距離が近い分、 「こんな塗料が欲しい!」 「あんな商品があったらいいな」 というご意見を多数お聞きします。 それを叶えるために、色々とお調べしまして既製品を探すのですが、存在しないことも多々あります。 無いなら作ってしまえ!ということで、他のお店には無いオリジナル商品が多数あります。 そんな商品をご紹介します。

  • セメント風塗料材

  • チョークボードペイント

  • エイジング塗料のコンガリー

  • サビ風塗料

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