オリジナル商品

当店では、お客様との距離が近いからこそ、 「こんな塗料が欲しい!」というお声を日々いただきます。
ご要望にお応えすべく、既製品を探したり調査を重ねたりするのですが、残念ながら市販されていないことも少なくありません。 それならいっそ、自分たちで作ろう。そんな想いから、当店オリジナルの商品が生まれました。
このページでは、他では手に入らない、タカラ塗料ならではの個性あふれる商品をご紹介します。

映画の小道具のリアルな室町時代の甲冑のレプリカのお話

以前タカラ塗料の錆エイジングをつかって甲冑をエイジングして短編映画を撮られた山口様が、その甲冑を見せに来てくださいました。

http://takaratoryo.com/2017/09/26/%E9%8C%86%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%82%B8%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%92%E7%94%B2%E5%86%91%E3%81%AB%E4%BD%BF%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%9F%E3%81%A0%E3%81%84%E3%81%9F%E7%9F%AD%E7%B7%A8%E6%98%A0%E7%94%BB/

こちらの記事に動画もあります。

 

その甲冑がすごかったので写真を撮らせていただきました!

これなんですけども、この顔につける部分は実際に室町時代の甲冑から型を取って作られたそうですごくリアル。

これ、重そうに見えてFRPというプラウチックなのですごく軽いんです。

鋳物感をだすために塗料をぶつぶつに塗って、その上に錆エイジングされたいたいで、リアル!


ちなみに公開後問い合わせはすごく多く、海外からも問い合わせがあったそうです。

山口様、ありがとうございました!

タカラ塗料にはこういった変わったお客様が多く、駆け込み寺のようになっております!

「ペイントランス報告書」工場2Fの金属の壁を水性塗料で塗り替えしました・・・上塗り編

さて掃除も終わったペイントランス2Fをいよいよ塗装開始。
塗り方としてはローラーが入らないので刷毛やスポンジなどで手で地道に塗っていきました


もとの色との違い。すごく黒くシックになりました。


半艶なので若干のテカリがあり少し高級感(?)


単管パイプでこのようなやぐらを組んで簡易足場。

刷毛だけでは塗るスピードがなかなか上がらず、コンプレッサーとガンを利用して吹き付けをしてみたました。
しかしかなり薄めないとガンから出にくく、出たとしても色が薄くて真冬に塗っていたので水分が多くってなかなか乾かず垂れてきてしまいました。
しかも飛散量が多くて部屋が煙に包まれたようになってしまい、吹き付け作業がすごくしんどいものになってしまいました。

どうにかならないものかと考えながら4分の3を塗りきったところで試しにこれを使ってみました。


TM-71という簡易塗装機、電動で動くスプレーガンです。

100Vのコンセントをさすだけで使用でき、しかもコンプレッサー+ガンよりも薄めずに塗料を吹き出すことができ、飛散量も少なくてすごく使いやすかったです。
おもちゃみたいなものと舐めてましたが、内装塗装ではこれはすごい使いやすいものです!

当店の販売ページはこちら>>


動画の一部でこのガンを使っている映像があるので、ぜひご覧ください。


ビフォアー


アフター

「ペイントランス報告書」工場2Fの金属の壁を水性塗料で塗り替えしました・・・下地編

ペイントランスの2Fはおそらく前のオーナーも工場として使っていたようで、とにかくすごい埃でした。

5㎜ぐらいの埃が天井の鉄骨にたまっていて、壁にもうっすらとついた埃がありそれがいちいち水拭きしていかないととれない状況。

とても大変な作業でしたが、コンプレッサーで大まかに飛ばしてしまって、そのあとは手で拭きあげるしかありませんでした。

こちらがちなみにビフォアーです。

ここを迷ったのですが、タカラ塗料の標準色「ファニチャーブラウン」を半艶で金属にもぬれる水性塗料「メタルコート」で塗っていくことにしました。
ファニチャーブラウンは結構濃い色なのですが、濃い色を内装に塗ったときの参考になればと思い、塗ることにしました。

 

オリジナルエイジングデコラティブブラックワインリメ鉢

阪急川西の催事にて、実演する機会がありしかも閉店間際となりますとあまりお客様もいませんでしたので、ついついいろいろ塗りたくなります。

そんな中で、当方で売っており人気を博しておりますフォトデザインボードの中から、一番高単価で一番塗るのが難しいとされるブラックワインというボードがありまして、それに挑戦してみました。

ブラックワインはスタッフの中でもこれだけは難しい!とうなる柄ですが、和にも洋にもあう人気ボードです。

こんな柄です。

 

これに一度は挑戦してみたくって、リメイク鉢(リメ鉢)をエイジング塗装で作ってみることにしました。


まずはこいつがベース。

ざらざらになるセメントテクスチャグレーを塗ります。


ドライドプラムレッドを塗り、ブラックスケールメタリックでエイジングしていきます。

 


こんなものかな??


コッパーでたたいてみたところ。
まだまだ全然違う。赤い。


さらにブラックスケールメタリックしてみたところ。黒い!コッパーなくなった。。

 


見本の色と見比べる。今度はコッパー強い?


赤みをさらにたたいてみる。赤い!


迷いながらもブラックスケールメタリックをたたく。わけわからなくなってきた。。

 

途中で花を飾ってこれでよし!とする。
難しかった。。

ちなみにこの鉢を阪急川西催事中に若干一名に「センスのいい鉢!」とほめていただきました。。むくわれました。。

スチームパンクのイベント、アリスと歯車、いよいよ明日4/21から!

いよいよ明日4/21~22の二日間、地下鉄四ツ橋線岸里駅からすぐの西成区民センターにて、昔の人々が考える近未来というコンセプト、スチームパンクのイベント「アリスと歯車」が開催されます。

そこにタカラ塗料はゲストクリエイターとして参加します。
じつはタカラ塗料としてはスチームパンクはあまり詳しくなかったのですが、地域のイベントということもあり、主催者さんの熱い想いをうけとりまして参加させていただくことになりました。
まだ参加したことのないイベントなので、どうなることかドキドキです♪

目玉はスチームパンカーたちに撮影してもらう等身大の撮影プレートをご用意させていただくことです。

いきなりですが完成図。

こちらタカラ塗料のゴールドやシルバー系の商品をふんだんに使いまして、作っております。

今回僕自身は別のイベントなどで忙しかったので、いつも塗料の色を合わせる作業「調色」を主に行っている調色チームにスチームパンクイベントを一任しました。

普段お客様と接することのない、言ってみれば工場チームにできるだけお客様と触れてもらいたい、また彼らのお客様への思いを具現化してもらうために、限られた時間と予算の中で準備をしてもらいました。

発泡スチロール(スタイロフォーム)から切り出したものにパテを盛り、肌感を整えて塗装しています。

 

圧着中。

 

エイジング前。ここまで来るのが長かったようです。

そしてエイジング後。

これを果たして無事に区民センターまで運べるか!(笑)
設計から段取りまですべてほぼ口出しせずにやってもらったので、僕もドキドキです。

あとはお客様、スチームパンカーに喜んでいただければ幸いです。
当日はこれらに使った塗料も販売いたします。

タカラ塗料について

当店・株式会社タカラ塗料は昭和24年から続く塗料店です。
塗料の販売、塗料の色を合わせる調色、オリジナル商品の開発、全国へのインターネット通販を行っております。

オリジナル商品

当店では、お客様との距離が近い分、
「こんな塗料が欲しい!」「こんな色で塗ってみたい」「あんな商品があったら便利なのに」
という声を日々いただきます。
その声にお応えすべく、既製品にないものは自分たちで開発。そんな思いから生まれた、タカラ塗料ならではのオリジナリティ豊かな商品をご紹介します。

  • タカラ塗料オリジナルカラー

    142色の美しいマットな TAKARATORYOオリジナルカラー

  • 水性ステイン

    珍しいホワイトや古材風色の 水性ステイン

  • ペインタブルテープ

    貼って塗って剥がせば原状回復 ペインタブルテープ

  • ラストブロック

    サビを完全に落す必要なしの下塗り剤 ラストブロック