タカラ塗料のブログ

【ペイントランスご相談事例】車の純正色の名前やカラーコードから調色できるかお問い合わせいただいたお客様

本社から徒歩1分のところにある、タカラ塗料ショールーム「ペイントランス」。
「車用塗料の色選びに悩んでいる」「ペンキを使ったDIYの工程がよく分からない」等、
お客様の様々な塗料・塗装に関するお悩みに対し、経験豊富なスタッフが丁寧にお応えしています。

こちらのページでは、ペイントランスにお越しいただいたお客様のご相談事例を紹介していきます。

今回のお客様は、純正色の名前やカラーコードから車用の塗料を調色できるか問い合わせくださいました。

結論からいうと、タカラ塗料では「車の純正色を把握しておらず、純正色の色名やカラーコードでは調色できません」。
ですが、当店までタッチアップペン等の実物の色見本をご送付いただけましたら、見本色合わせにて調色可能となっております。

そこで、ご注意いただくのが、見本色合わせにて調色することは可能ですが、
純正色のようなピカピカ・ツルツルの仕上がりではなく、艶消しのソリッドカラーでの仕上がりになるということです。
また、画像データ・お写真・ メタリックやパールの入った塗料の調色はお受けしておりませんのでお気をつけください。

当店の刷毛塗り全塗装のサイトにて、見本色合わせについてご注文方法など記載しておりますので、是非ご覧ください。
カスタムカラーのご注文に関する詳細はこちら>>>


タカラ塗料では、様々なカラーの色見本を多数取り揃えております。
色選びや塗料・塗装についてじっくり相談したい・塗装後のイメージを知りたいという方は、ぜひお気軽にペイントランスへお越しください。

タカラ塗料店頭サービス、ショールームのご案内の詳細につきましては、こちらよりご覧ください。

【ペイントランスご相談事例】車を塗装したら表面がデコボコになってしまったとお問い合わせいただいたお客様

本社から徒歩1分のところにある、タカラ塗料ショールーム「ペイントランス」。
「車用塗料の色選びに悩んでいる」「ペンキを使ったDIYの工程がよく分からない」等、
お客様の様々な塗料・塗装に関するお悩みに対し、経験豊富なスタッフが丁寧にお応えしています。

こちらのページでは、ペイントランスにお越しいただいたお客様のご相談事例を紹介していきます。

今回のお客様は、「真夏に車を塗装したら表面がデコボコになってしまった」と問い合わせくださいました。

塗装後の表面にデコボコとした凹凸が残った状態のことを「ゆず肌」と言います。
このゆず肌の原因は、気温が高く、塗料が早く乾きすぎてしまっていることが挙げられます。
車体が日光等で熱くなっていると、ローラーや刷毛目、吹きつけた塗料の山が表面張力で収まる前に乾燥してしまい、そのムラがとても目立ちます。

ゆず肌になってしまうことを防ぐ対策として、3点が挙げられます。
・適量、あるいは適量より少し多めにうすめ液を入れて薄める
・乾燥の遅い希釈剤を使用する(水性塗料の場合はバランサー、油性塗料の場合はラッカー、2液ウレタンそれぞれに対応するリターダー)
・薄くカスカスに塗り重ねる

また、ゆず肌になってしまった時の対処法は、以下の通りです。
①しっかり乾燥させたのち、凹凸をサンドペーパーでヤスリがけして平らにする
②やすって出た粉を布で優しく拭き取り、毛足の短いローラーもしくは刷毛で上から薄く塗り直します。
塗り直しの際のポイントは、上から塗り直す用の塗料を適量のうすめ率よりも少し多めに薄めてから塗る事です。

ゆず肌の対策と対処法の詳細は、当店「刷毛塗り全塗装」サイトにて説明しております。
よろしければご覧ください。
凸凹(ゆず肌)・垂れや塗り跡の対策と対処法はこちら>>>

タカラ塗料では、様々なカラーの色見本を多数取り揃えております。
色選びや塗料・塗装についてじっくり相談したい・塗装後のイメージを知りたいという方は、ぜひお気軽にペイントランスへお越しください。

タカラ塗料店頭サービス、ショールームのご案内の詳細につきましては、こちらよりご覧ください。

モールテックスみたいにキッチンや洗面台の天板として使える?防水性は?初心者DIYで作ったモルタル調天板の汚れ性能テストをしました

スタッフTです。

ペンキを塗るDIYでは施工の難しい箇所にご提案したいと考えているマイクロセメント「モルクラフト」のブログも4回目。実際に施工をしてみたりと様々な検証を重ねていることろです。

これまでの施工レポートのブログをご覧になった方々からさっそくお問合せをいただき、とても嬉しいです。「モルクラフトを自分でも塗ってみたい!」というご要望にできる限りお応えいたしますので、ぜひお気軽にお問合せください。

このマイクロセメント「モルクラフト」は水に強く丈夫な硬さが特長です。モールテックスのようにキッチンや洗面台の天板として使用に耐えることができるのか?汚れにはどれくらい強いのか?本日はテストした結果をまとめましたのでご覧ください。

キッチン天板に使用できる?汚れは落ちるのか実験

キッチン天板は汚れることが前提ですよね。汚れの中でも特に色素の沈着が目立ちそうな「赤ワイン」と「コーヒー」をこぼして10分間放置した後、どうなるかテストしてみました。

汚れが染み込まないかテスト動画

汚れが染み込まないかテスト結果

拭き取った後、目視では汚れの沈着は確認できませんでした。もともとコテでムラのある模様のおかげで汚れが目立ちにくいというメリットもあると思います。ダイニングテーブルの天板に施工するのも良さそうですね。

水滴が飛び散る洗面所の天板も気にせず使える?輪染みや濡れたまま放置の実験

洗面所の水はね問題。皆さんのご家庭の洗面台周りは、常にクロスできれいに拭いてある状態を保っていますか?我が家の場合、自分が使用する時はマメに水滴を拭いていますが、なかなか家族全員が協力してくれているとは言えません。びしょびしょに濡れたコップを10分間放置して、水滴や輪染みが残ってしまうのかのテストをしてみました。

点線で囲んだ部分をよく見てみると、コップを置いた跡の水滴が盛り上がっているのが分かりますか?水は染み込まず、弾いて玉になっています。タオルで拭き取っても何も染みは残りませんでした。水しぶきにも神経質になる心配が無さそうですね。

キッチン天板に熱いものを置いたらどうなる?160℃の天ぷら油の入った鉄の中華鍋で実験

さすがに熱い物を直に置くのは表面が溶けたり焦げたりするのではないでしょうか。沸騰させたステンレスの鍋を10分間乗せた後、表面がどうなるのかテストしてみました。

高温で溶けないかテスト動画

高温で溶けないかテスト結果

目視では表面の溶けや黒ずみなどを確認できません。

ではもっと熱い物は?160度に熱した油の入った鉄製の中華鍋を、今度は一晩(約8時間)乗せたままにしてみました。

高温や油汚れに強いかテスト結果

ステンレスよりもはるかに熱伝導率が高いと言われる鉄。その上使い込まれた中華鍋の油も染み込んでしまうのではないかという予想を裏切って、目視では表面が溶けたり油が染み込んだ様子を確認することができませんでした。キッチン天板の上に直接熱い鍋類を置くことはしないと思いますが、油が跳ねたりも気にせず、のびのびと大らかな気持ちで料理することが出来そうですね。調理が終わったら拭くくらいのお手入れで良さそうなのは楽だなと思いました。

陶磁器タイルの上からも専用のプライマーを塗れば施工が可能なようですので、コンロ前の壁などにも活用出来そうですね。

本当に水漏れしない?水が染み込まないのか疑似シンクを作って実験

最後は水が本当に染み込まないのかのテスト。合板で作った箱にマイクロセメント「モルクラフト」をコテで塗って、その中になみなみと水を張ってみました。

水漏れしないかテスト動画

水漏れしないかテスト結果

合板の板の側面に水が染み出たり漏れたりしていません。

今回のテストのように木材で造作を作ったものの中に常に水が張るような箇所や、玄関土間など丈夫にしたい場所にはしっかりとメッシュを伏せ込む必要があるそうです。図で説明すると、このような構成になります。

なぜマイクロセメント「モルクラフト」は水や汚れに強いのか?モールテックスとの違いは?

水や汚れに強い秘密は成分にあるようです。このマイクロセメント「モルクラフト」には樹脂を含んでいる量が多いとのこと。モールテックスや以前このブログでも紹介した「コンティニューオ」との大きな違いだそうです。

アパレルやインテリアなどの店舗ディスプレイ用にモルタル調の什器を使用したい場合はそこまで重視する必要がないのかも知れませんが、カフェなど飲食店のカウンターや家庭での使用は手入れが楽で汚れなど気にする心配がないものが良さそうですね。

「ズボラだけれどインテリアはお洒落にしたい!」モルクラフトはまさに自分にぴったりな商品だと実感しました。

今回のマイクロセメント「モルクラフト」レポートも楽しんでいただけましたでしょうか?

現在、当店ではお取扱い開始に向けて色々と準備をすすめているところです。金額は3万円代くらいで、初心者でも扱いやすい量と価格でご提案できればと考えております。

「なんだか面白そう」「自分でもできるかも」「やってみたい」と思っていただけたら何よりです。マイクロセメント「モルクラフト」にご興味持たれましたら、お問い合わせください。


(2024.2.1追記)

お待たせしました!

水まわりやテーブル天板にコテDIYできるマイクロセメント「モルクラフト」発売になりました。

詳細は下記バナーよりご覧ください。

「タカラ塗料お問い合わせ」はこちら>>

「IKEAのテーブル天板をコテ初心者がマイクロセメントモルクラフトで施工した記事①」はこちら>>

「IKEAの木製スツールをコテ初心者がマイクロセメントモルクラフトで施工した記事②」はこちら>>

「砂の粒子の大きさで仕上がり比較・コテ初心者がマイクロセメントモルクラフトで施工した記事③」はこちら>>

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タカラ塗料について

当店・株式会社タカラ塗料は昭和24年から続く塗料店です。
塗料の販売、塗料の色を合わせる調色、オリジナル商品の開発、全国へのインターネット通販を行っております。

オリジナル商品

当店では、お客様との距離が近い分、 「こんな塗料が欲しい!」 「あんな商品があったらいいな」 というご意見を多数お聞きします。 それを叶えるために、色々とお調べしまして既製品を探すのですが、存在しないことも多々あります。 無いなら作ってしまえ!ということで、他のお店には無いオリジナル商品が多数あります。 そんな商品をご紹介します。

  • セメント風塗料材

  • チョークボードペイント

  • エイジング塗料のコンガリー

  • サビ風塗料

日塗工番号で色を指定して塗料作成する調色屋
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