タカラ塗料のブログ
2017年3月16日 | CATEGORY:アイアン黒革色, コンクリートエフェクト, スタッフ事例, スタッフ大浦ブログ
タカラ塗料 スタッフ オオウラです^^
スタッフブログのファンです!というお客様にお会いできた時、すごくうれしくなります^^
さらに、ブログで書いたことをヒントに、リメイクペイントをしてみたということも!
ブログにペイント事例をアップし続けてきてよかったなと思える瞬間でした^^
私たちスタッフもはじめからペイントが上手だったわけではありません。
思考錯誤で塗りやすい塗り方や、エイジングペイントのコツを掴んできているので、皆さんもペンキを好きで、いろいろお試しください!
さて、リメイクペイントシリーズ。
こちらのフックを鋳物風に塗り替えた事例です。

フックとペンキがよく密着するように、あらかじめ紙やすりで研磨しておき、非鉄バインダーという下地材を塗ります。
このひと手間でペンキの持ちが全く違ってきますよ^^
せっかく好きな色に塗り替えるのですから、爪でひっかいてしまって、すぐに剥がれたら悲しいですもんね!


で、セメントテクスチャグレイと、アイアン風に見えるブラックスケールメタリックに塗って、少々錆エイジングもしました。

このフックはワークショップにお越しのお客様のコートを掛けるフックにしました^^
こんな風に飾っているんですよ^^


じゃーん^^
こんなアングルです^^
社長とスタッフさんがお話し中ですねー^^
こんな風にタカラ塗料では社長とスタッフの距離が近く、商品開発や在庫管理、商品のアイディア、塗り方アイディア、提案の仕方などの意見交換も盛んです^^

2017年3月15日 | CATEGORY:スタッフ事例, スタッフ大浦ブログ, 調色
タカラ塗料 スタッフ オオウラです^^

写真の右上にご注目ください!
車の上の方です。
テラコッタ色の植木鉢が飾っているのがわかりますか?
およそ7鉢並んでいるのですが、これ、実はテラコッタではありません!

元はこのようなとても軽いプラスチック製です。
テラコッタ鉢は重たいので、もしも落下した場合、危険ですよね!
タカラ塗料はガーデニングも大好きです^^
さらに、調色できるペンキ屋なので、テラコッタ色を調色して、塗ってしまおう!ということになりました^^

プラスチック鉢にペンキを塗る場合にはペンキが密着するように、下地処理が必須です!
紙やすりでこすってから、密着性を高めるための下地塗料「非鉄バインダー」を塗ります。

これで、爪で削ってもペンキが剥がれにくくなります!
ペンキの色も長持ちしますからね!
乾いたら、テラコッタ色を塗ります。

このために特別に調色した色なので、販売はしていないんですよ。
お客様から、「売ってほしい!」というお声は頂いているのですが・・・^^;
しっかり乾くと、こんな風に、テラコッタ風になりました!
素焼き風にも見えますよね!

お花を植えるとこんな感じになります^^
やっぱりテラコッタ色は植物に良く似合いますね^^
こんな風にガーデニンググッズを自分の好きなようにリメイクできるのってオリジナル性があって楽しいですよね!

テラコッタ色が欲しい!
という方には調色で1キロからお作りすることもできます。
その際には見本にしたいサンプルを送っていただくとスムーズです^^
2017年3月12日 | CATEGORY:DIY, スタッフ事例, ブラックスケールメタリック, 代表大野ブログ
よくある(?)DIYですが塩ビパイプをアイアン風に見立てて、ライトを作ってみました。
今回の縛りは塗料は下地塗料の非鉄バインダーをのぞいて、ブラックスケールメタリックのみで行うということにします。
さて、どうやって塩ビパイプをアイアンに見せるのか?
なんでもそうだと思っているのですが、見慣れた形を見た人は元のものを想像してしまうと思います。
もちろん色もそうだと思います。
いかにも塩ビパイプ!という色をブラックスケールメタリック色にすることで、認識を変えていきます。
まずは材料。

これが継手。
これをアイアンにしていくのですが、やはりわかる人には形をみて「塩ビパイプの継手!」とわかってしまいます。
そこで一工夫。

継手のパイプが刺さる部分の長さを短くしました。
左がカット前。
右がカット後。
長さがL字に曲がった部品が短くなっているのがわかるでしょうか?
実際鉄の配管の継手は短めです。
細かい話ですが、すべての継手を今回1センチぐらいカットしました。
これが一応完成の形。
でもこれからやっぱり気になったのでもうひと手間。
いかにも継手にエッジ(角)が出ているとっプラスチック部品っぽい。
鉄の部品は鋳物などで、結構角はでていませんので面取りをしていきます。
今回は鉄のやすりでごしごしとエッジを落としました。

写真上が切りっぱなしで、したがゴリゴリ削ってみたもの。
(シールぐらいはがしてからすればよかった)
ちなみに塩ビパイプの一番細いものは13㎜というのがありますが、今回20㎜のもので作っています。
それも細いものだと頼りなさそうに見えたり、少したわんでしまったらプラスチック感がでてしまいそうだったので、しっかりとした太いものを使っています。

こちら完成予想図。
ここからライトのユニットの装着と配線をしました。

ホットボンドでとめています。
スイッチはトグルスイッチで、ペットボトルのキャップにつけました。

はんだごてで穴をあけました。

これをまたホットボンドで接着。
シンナーでシールをはがしています。初めにしておけばよかったですね。。

少し全体にペーパーで足つけ後、非鉄バインダーをスプレーでうっすら塗装。

やっとブラックスケールメタリックを塗っていきます。
細かいところは刷毛や筆で、全体は刷毛目がでないようにスポンジで置くように塗っていきます。


そして冒頭の写真になりますが、完成。
ブラックスケールメタリックは真っ黒ではなく、ほどよいアイアン感とマットな色で、よりリアルな仕上がりになります。